Quantum Quest

ハワイ大学マノア校数学科のイベント「Quantum Week in Hawaii」 でQuantum Quest英語版セッションを実施しました

2026年6月10日、大阪大学社会技術共創研究センターの森下・肥後は、ハワイ大学マノア校で開催された量子情報科学イベント「Quantum Week in Hawaii」において、量子技術の倫理的・法的・社会的課題(ELSI)や責任ある研究・イノベーション(RRI)について対話するシリアスゲーム「Quantum Quest」の英語版セッションを実施しました。

Quantum Quest英語版セッションの集合写真
集合写真

Quantum Week in Hawaiiは、ハワイ大学マノア校数学部の Swarnalakshmi (Janani) Lakshmanan 氏が企画したイベントで、量子情報科学の基礎講義、Qiskitを用いた実践的チュートリアルに続き、最終日に量子技術と社会の関係を扱う特別企画として Quantum Quest が行われました。

今回のセッションでは、ハワイ大学の量子技術を専門としない学生・研究者等13名を主な対象に、ゲームをつうじて量子技術の社会的影響について考える機会を提供しました。また、参加前後の理解や関心の変化を把握するためのアンケートも実施し、英語版 Quantum Quest の海外展開に向けた実践的な知見を得ることができました。

Quantum Quest英語版セッションのプレイ写真
プレイ写真

本訪問では、ゲームの実施に加え、実施後のフィードバック共有、今後の連携可能性に関する協議も行いました。暗号技術への影響やAIとの類似性など、量子技術の未来について活発に意見が交わされるとともに、ハワイ大学数学部における倫理教育教材としての活用可能性についても意見交換が行われ、Quantum Questの国際的な展開に向けた重要な機会となりました。

今後も Quantum Quest プロジェクトでは、国内外の研究者・教育者・実践者との連携を進めながら、量子技術と社会をめぐる対話と学びの場を広げていきます。